ChatGPT dotsの使い方|作り方・初期設定・依頼例

ChatGPTのdotsの使い方は、利用条件を確かめてdotを作り、仕事と完成条件を伝え、結果を確認する流れです。dots(OpenAI dots)は、ChatGPTで作成でき、クラウド上のコンピューターを使って継続的な作業を進めるAIエージェントです。利用できるプランや地域には条件があり、対象でも段階的な提供のため表示されない場合があります。この記事はOpenAI公式のdots資料をもとにしています。

dotsの使い方:最初の5ステップ

  1. 利用条件を確認する:OpenAI公式のAccess欄で、プラン、年齢、地域、職場の設定を確認します。
  2. dotを作る:ChatGPTのモバイルアプリ、デスクトップアプリ、またはPCのブラウザーでdotsを開きます。名前と外観は後から変更できます。スマートフォンのブラウザーからは作成できません。
  3. 必要な接続を選ぶ:最初は接続なしでも始められます。メールやファイルを使う仕事なら、必要なプラグインだけを追加します。
  4. 最初の仕事を伝える:対象、欲しい成果物、完了条件を指定します。たとえば「この公開ページの要点を3項目にまとめ、出典URLを付けて。送信やファイル変更はしないで」と頼めます。
  5. 結果を確認する:出典、成果物、実行した操作を確かめ、直したい点を伝えます。定期的に任せる場合は、予定と通知先も確認します。

初回は公開情報を調べる仕事から試すと、出典を見ながら依頼文を調整できます。すでにdotを作成した方は「dotsの使い方:作成後に仕事を任せる手順」から読めます。仕事に合わせた設定や社内導入を検討する方は、ZETTAiのAIエージェント構築サポートをご覧ください。

dotsの始め方:利用条件と最初の仕事

最初に公式のAccess欄で自分のプラン・年齢・地域が対象か確認します。作成には最新のChatGPTモバイルアプリ、デスクトップアプリ、またはPCのブラウザーを使います。スマートフォンのブラウザーからは作成できません。利用できる画面なら、名前と外観を設定し、必要な接続を選んでください。接続は後から追加できるため、公開ページを調べるだけの仕事なら接続なしでも始められます。

初回は「公開ページを読み、出典URL付きで要点をまとめる」のように、結果をすぐ確認できる仕事を一つ伝えます。作成画面の手順は「ChatGPTでdotsを作る手順」、依頼文と結果の確認方法は「dotsの使い方」の節で説明します。

dotsを使えるプランと端末は?

OpenAI公式のAccess欄では、Pro 100・Pro 200・Pro 500は18歳以上で、欧州経済領域・英国・スイス以外の利用者を対象としています。Business PremiumとEnterpriseは世界各地で段階的に提供され、Enterpriseでは管理者による有効化が必要です。対象プランでもすぐには表示されない場合があります。無料プランやPlusでの利用を前提にせず、現在の対象条件を公式ページで確認してください。

作成できるのは最新のChatGPTモバイルアプリ、デスクトップアプリ、またはPCのブラウザーです。スマートフォンのアプリからは作成できますが、スマートフォンのブラウザーは非対応です。公式のGetting Startedにも同じ区別が記されています。料金と利用枠は契約画面で確認してください。

dotsでできること

公式資料では、クラウドコンピューターで作業を進める継続型のエージェントとして紹介されています。会話で答えを受け取るだけでなく、作業環境を使うタスクが対象です。ただし、作業の正確さや安全性は依頼内容と権限設計に左右されます。調査結果なら出典、ファイル作業なら変更点、外部サービスを使うなら操作履歴を確認します。

最初は公開ページの比較や、架空データからの資料整理など、結果を人がすぐ確かめられる仕事で試すのがよいでしょう。

ChatGPTでdotsを作る手順

OpenAI公式のGetting Startedでは、ChatGPTのモバイルアプリ、デスクトップアプリ、またはデスクトップのブラウザーからdotを作成すると案内しています。モバイルブラウザーからの設定は対象外です。画面が表示されない場合は、先に自分のアカウントの提供状況を確認してください。

  1. dotsを開く:ChatGPTのモバイルアプリ、デスクトップアプリ、またはPCのブラウザーでdotsを開き、導入画面に進みます。スマートフォンのブラウザーは作成に対応していません。
  2. 名前と外観を決める:任意の名前と外観を設定します。初期値のまま作り、後から変更することもできます。
  3. 必要なプラグインを選ぶ:メール、予定表、ファイルなど、任せる仕事に必要な接続だけ選びます。接続なしで始め、後から追加することもできます。
  4. 最初の仕事を伝える:参照してよい情報、欲しい成果物、いつ確認したいかを具体的に伝えます。
  5. 活動と結果を確認する:出典、作成されたファイル、外部サービスでの操作を確認し、続けて任せる範囲を調整します。

たとえば「会議準備を助けるdot」は、公開された議題と架空の参加者情報だけで議題案を作るところから試せます。実際のメールや社内ファイルへの接続は、利用者の権限と会社の情報管理ルールを確認してから追加します。

最初の依頼文の例:「この公開ページにある議題を読み、次回会議の確認事項を5項目にまとめて。各項目に参照したURLを付けて。メール送信やファイル変更は行わず、下書きを見せて」。作業を継続して任せる場合も、報告の頻度、完了条件、止める条件を指定すると確認しやすくなります。

dotsの使い方:作成後に仕事を任せる手順

dotは作成して終わりではありません。OpenAIのGetting Startedは、担当させる継続的な仕事を伝え、必要なアプリだけを接続し、結果を確認しながら範囲を調整する流れを案内しています。最初は次の順番で試します。

  1. 責任範囲を伝える:「公開資料の更新を確認して要点を報告して」といった仕事を一つ指定します。対象、成果物、完了条件、判断が必要な場合の連絡方法も伝えます。日時を固定したいときは、時刻とタイムゾーンを指定します。
  2. 必要な接続を選ぶ:公開ページの調査だけならアプリ接続なしで始められます。メールやファイルが必要になったら、プラグインの権限を確認して追加します。
  3. 初回結果を点検する:参照先、日付、作成したファイル、実行した操作を確認します。直したい点は「この2行の出典を確認して」のように具体的に伝えます。完了と表示されても、依頼した成果物ができているかは自分で確かめます。
  4. 継続中の仕事を管理する:デスクトップアプリではdotのプロフィールからActivityを開き、進捗、成果物、判断待ちを確認します。固定時刻で繰り返す仕事はScheduledで予定と通知先を確認します。不要になった仕事は、後述の方法で対象の作業や予定を止めます。

そのまま使える依頼文の例

以下は公式ガイドの仕事の伝え方に沿った入力例です。調べたいページのURLや議題メモを添えて使ってください。ZETTAiのアカウントでの実行結果を示すものではありません。最初は接続なしで試し、必要な情報源だけ後から追加してください。

公開情報を調べる

この公開ページ3件を比較し、各ページの更新日、要点、違いを表にしてください。各行に出典URLを付け、更新日が確認できない場合は「未確認」と書いてください。ログイン、投稿、ファイル変更はしないでください。表を見せたら、判断が必要な点を質問してください。

会議の準備をする

この議題メモをもとに、次回会議で決めることを5項目に整理し、確認したい質問と議事進行案を下書きしてください。メモにない決定事項は推測せず「要確認」としてください。参加者への送信や予定表の変更は行わず、下書きを私に見せてください。

毎週の確認を任せる

毎週月曜日の午前9時(日本時間)に、指定した公開ページの前週からの変更を確認し、変更箇所、確認日、出典URLをまとめてChatGPTで報告してください。まず4週間だけ続け、変更がない週は「変更なし」と報告してください。外部サービスへの投稿やファイル変更はせず、予定を保存できたら実行時刻と終了日を教えてください。

固定時刻での繰り返しは、依頼文を送るだけで完了したと決めず、公式のTasks and memoryに従って、保存された予定をScheduledで確認してください。日時が不要な継続業務なら、毎回予定を作る必要はありません。

結果の確認と依頼の直し方

最初の結果では、出典URL、対象期間、数字、未確認事項、作成・変更されたファイルを確認します。誤りがあれば「3行目の更新日が出典と異なるので再確認して。確認できなければ未確認と書いて」のように、場所と直し方を伝えます。定期タスクの指示を変える場合は、どの予定を変えるかを指定し、dotに変更内容を確認してもらいます。

dotsの仕事や定期実行を止める方法

「停止」は対象によって操作が違います。公式のControlsでは、dotをPauseすると現在の主な作業が一時停止しますが、委任された個別タスクや将来の定期実行は止まりません。個別タスクはActivityから開いて停止し、定期実行はScheduledから対象の予定を無効化または削除します。PauseしたdotはResumeで再開できます。停止しても、すでに行った操作は取り消されません。

接続先の権限を変えるときは、公式のControlsでプラグインの権限も確認します。チャットで「今後は送信しない」と伝えることと、アプリ接続の権限を変更することは別の設定です。

「dotsの構築」と検索している場合でも、通常はサーバーを立てる作業ではなく、dotの役割、接続先、権限、継続する仕事の設定を指します。自社システムに組み込む専用エージェントの開発とは区別してください。この手順は公式資料に基づく説明で、ZETTAiのアカウントでの実機検証結果ではありません。

自分のコンピューターも接続すべき?

公式資料によると、dotにはクラウド上の作業環境があります。自分のコンピューターの接続は任意で、ローカルファイルやサインイン済みブラウザーを使う仕事が必要な場合に検討します。接続した場合は、利用中に端末をオンラインに保ち、ChatGPTアプリを開いておく必要があります。

「dotの作成」は製品内で役割と接続先を設定する作業です。自社システムに組み込む専用AIエージェントの開発とは範囲が違うため、後者が必要な場合はAIエージェント開発・導入支援をご覧ください。

dotsが表示されないときの確認

  1. 利用する画面を確認:モバイルブラウザーではなく、最新のChatGPTモバイルアプリ、デスクトップアプリ、またはPCのブラウザーを使います。
  2. プランと地域を確認:公式のAccess欄で、自分のプラン、年齢、地域が対象か確認します。提供は段階的で、対象プランでもすぐには表示されないことがあります。
  3. 職場の設定を確認:Enterpriseでは管理者による有効化が必要です。会社のアカウントならワークスペースの管理者に利用状況を確認します。

画面が出ない原因をインストール不良と決めつけず、まず提供条件と利用画面を確認してください。企業で使う場合は、共有先と保存データの扱いも決めます。

Grok Botとは何が違う?

両者ともクラウド上のコンピューターを使うAIエージェントですが、提供元、契約、管理画面、接続方法、承認の仕組みは別です。「どちらが高性能か」を一つの例だけで決めず、同じ作業条件で比較します。

比較項目確認する質問
利用条件自分のプランと地域で利用可能か
作業範囲必要なブラウザー・ファイル・サービスを扱えるか
管理管理者の設定、承認、ログをどう確認できるか
費用利用枠と追加料金をどう数えるか
データ入力・保存・削除の条件は何か

Grok Botの詳しい説明も参照してください。どちらも機能や提供条件が更新される可能性があるため、導入判断時には公式資料を読み直します。

自分で実行環境を管理したい場合はOpenClawの使い方やHermes Agentの始め方も比較できます。実行場所と権限の管理方法が異なるため、対象業務に合わせて選びます。

業務利用前に確認したい管理項目

OpenAIのcontrolsに関する資料を読み、利用者と管理者の権限、接続先、実行時の確認手順を把握します。顧客情報を使う前に、情報管理ルールと契約条件に照らしてください。成果物をそのまま公開・送信せず、担当者が内容を確認する流れを設けます。

よくある質問

dotsはChatGPTを使っていれば誰でも利用できますか? いいえ。対象プランや提供条件があります。現在の利用可否は公式の案内を確認してください。

スマートフォンだけでdotを作れますか? 対応するChatGPTモバイルアプリから作成できます。モバイルブラウザーは対象外です。

dotsに作業を任せた後は確認不要ですか? 出典、変更内容、外部への送信内容は人が確認します。重要な操作は承認を挟む運用にします。

dotsを一時停止すれば毎週の予定も止まりますか? いいえ。Pauseは現在の主な作業を止めます。定期実行はScheduledで対象の予定を無効化または削除してください。

社内でAIエージェントを試す業務や権限を整理したい場合は、開発・導入支援の進め方をご覧ください。

最初のdotを試した後、社内の運用に合わせた設定や継続支援が必要なら、dotsを含むAIエージェントの構築・運用支援で支援内容を確認できます。